このブログを訪れてくださった皆様に

このブログで「親業」のことを書くのは、その良さをできるだけ多くの方に知ってほしいと願っているから。 実際にその効果を強く実感しているからこそ紹介していくことができると思っているし、伝えていく使命を感じているからです。

私自身、子育てを始めてから様々に悩みもがき落ち込み苦しみ、それでも少しでも「良き母」でありたいと切望する中で出会った「親業」が、こんなにも私の母親業を支え、また親としてだけではなく1人の女性として、1人の社会人として、個人として生きていく上での力となってくれたことに大きな驚きと感謝を味わっています。

「親業」の講座では、様々な考え方やコミュニケーション方法を学びます。その学びは子どもとの関係を良くしていく効果もさることながら、なんと言っても「自分自身と向かい合う」効果がありました。

子育て中「どうしてこの子は私の言うことを聞かないのか」とか「もっとこんな子に育てなくては」という思いにとらわれ、子ども(相手)ばかりを見つめ、子どもに色々と要求しては上手くいかず腹を立てていました。そして、それは子どもに対してだけではなく夫や自分の親に対しても「もっとこうして欲しい」とか「もっとこうあって欲しい」などの不満でイライラすることがありました。幼い子ども達を育てるいわば“24時間営業の生活”の中で心の余裕もなくし、身体も悲鳴を上げる、そんな日々を思い出します。

ところが「親業」を学び、実践していくと「自分との対話」の時間が増えました。私は何にイライラしているのだろう、何が言いたいのだろう、何故そうして欲しいのだろうと、自分に問いかけ自分の思いを掘り下げていくやり方を覚えました。

私はそれを「自分こみゅ(じぶこみゅ)」と呼んでいます。

自分自身がありのままの自分の思いをまずは知ること、自分を評価したり何かをあきらめたり解決を焦ったりする前にまずは知ろうとすること、自分とコミュニケーションを図ること、その価値の大きさと意義深さに気付きました。

今後このブログの中で、受講された方々、引き続き学ばれている方々の気付きや感想も紹介していきます。

「親業」を学んでいただくことが目的というよりは、皆さんご自身が望む子育てや在りたい自分になっていくために「親業」を活用していただければという願いを持って「親業」のことをブログを書いていこうと思っています♡

2022.4.24